アート、音楽、芝居、旅行、
私のフィルターを通ったドキドキをお伝えします。

2012年2月28日火曜日

My message

時間が許されるならば、その場所にずっと留まりたかった。

大宮エリーさんの展示スペースは公園のようだった。
起伏があり、さまざまな仕掛けがある。
ジャングルジムはなかったけれど、
住み慣れた、自分の育った土地とダブルところがある。

無造作に砂に埋まっているメッセージボトル。
光のブルーの印象が強くて、ボトルに入った紙切れのメッセージも
強烈にインプットされている。

さまよった想いが届かなかったから、ここに存在している。



メッセージの行き先が不確定だと、
このような有様になるんだと思ったら、悲しい。


夕陽を見ると、悲しくなる。
でも、それは光だとわかっているのにあたたかく感じた。
階段状になったスペースで、しばらく眺めていた。

悲しいのかな、寂しいのかな。
1人で見るより、誰かと見る夕陽。
一日の終わりは、誰かと一緒にいたい。
ふと、そんなことに気づいた展示だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿